ビジネスフォン選びの成功率を高める方法

ビジネスフォンの電話機そのものは、新品だけではなく中古品も販売されています。新品には汚れ・ダメージがなく衛生的で、最新機能も搭載されているというメリットがあり、中古品には割安であるというメリットがあります。

基本的に新品でも中古品でも基本的な性能の差はありませんし、メーカーによって著しい性能・機能面の差があるわけでもありません。ただ、注意しておきたいポイントはいくつかあるので、後になって「失敗した」と後悔しないように事前に知っておきましょう。

予算は新品の3分の1!?けれども中古品には大きな落とし穴が

新品に比べて割安な中古品ですが、いくつかの懸念点があります。

1.もしかしたら不衛生かも?

電話機自体は綺麗かもしれませんが、主装置はそうともいえません。電気が通って温かく、しかも電話機と違って普段は手入れをされることもない主装置は、ホコリや汚れだけでなくゴキブリや雑菌の温床となっていることがあります。中古販売会社のなかには経費削減のために主装置をまったく手入れせずに販売していることもあり、とても不衛生なのです。

2.品質が不確か

参入会社が増えている中古ビジネスフォン業界ですが、販売されている中古品の品質はどの会社でも一定というわけではありません。業界において一定のリユース基準が定められていないため、それぞれの業者の判断で販売がなされており、販売会社によって粗悪品もあれば優良品もあるのです。

現在の主な販売レベル

レベル1 分解して洗浄・除菌後、組み立てて通話テストを行って販売
レベル2 簡単な掃除と通話テストを行って販売
レベル3 通じるかどうかだけを簡単にチェックして販売
レベル4 引き取ったものにまったく手入れをせずそのまま販売

レベル1の品であれば安心して使用できますが、なかにはレベル4の品も多く出回っています。業界として明確な基準や罰則規定などはないため、不良品をつかまされないという保証はないのです。

もっとも心配なのは・・・古いバッテリーによる火災

ビジネスフォンの主装置にはバッテリーが搭載されており、バッテリーは消耗品なため点検・交換が不可欠です。しかし、中古販売会社が必ずしもこのバッテリーを交換しているとはいえません。バッテリーは交換を怠ると液漏れを起こすことがあり、場合によっては火災が起きることもあります。

3.保守・メンテナンスが受けられない可能性が

保守・メンテナンスが受けられない可能性が

中古品でもきちんと手入れをした優良品を販売していれば、「品質に自信あり」ということで年単位での無料の保守・メンテナンスが受けられます。しかし反対に、「品質に自信がない=粗悪品を販売している」という会社は、無料の保守やメンテナンスの期間が異様に短かったり設定されていなかったりします。

また、ビジネスフォンは10社以上からたくさんの機種、そしていくつものバージョンが販売されています。数年もたてば出回る中古品の種類は膨大。中古販売会社によっては、それらの機能やマニュアルを一切所持・把握していない可能性があります。十分なサポートを受けられるかといったら、期待薄でしょう。

4.追加したくても手に入らない!?

中古販売会社は、引き取った電話機しか在庫がありません。当然ですが、追加の電話機が必要になっても同じ機種が手に入るとはかぎらないのです。社員の増減やオフィスのレイアウト変更、オフィス移転などの場合に思った通りに対応してもらえない可能性があります。

メーカーごとの違い

メーカーごとの違い

ビジネスフォンを扱っているメーカーは、NTTをはじめシャープ、富士通、日立、NEC、パナソニックなどのよく知られるメーカーから、ナカヨ、サクサ、沖電気、岩通など10社以上があります。一見すると大手メーカーの品のほうが安心感はありますが、ビジネスフォンに特化して優れた技術をもって商品を開発している会社もあります(大手メーカーが専門会社にOEM委託しているケースも)。

メーカーによってデザインや機能に少々の違いはありますが、基本的な性能に大きな差はありません。必要な機能と価格、そしてデザインを見て選びましょう。

失敗しないためのチェックポイント

  • 営業マンの言葉を鵜呑みにしないこと
    不要な機能や不当な総額、余分な台数など、無駄を上乗せされてしまう可能性があります。事前に必要な機能や適正な台数などを検討したうえで複数の会社に相談してみましょう。
  • 電話機代だけではなく総額をチェックすること
    ビジネスフォンの工事には、電話機代だけではなく工事費や設定費、備品費などがかかります。電話機代のみで「安い!」と判断せず、必ず総額をチェックしましょう。
  • 安すぎる中古品は避けること
    あまりに安い電話機は、洗浄などのケアを行わずに引き取ったまま販売している可能性があります。不衛生であったり故障の可能性があったりとリスクが大きいため、注意しましょう。
  • アフターサポートの内容をチェックすること
    アフターサポートといってもサポートの内容はさまざまです。保証期間や機種の操作方法の説明など、どこまでをフォローしてくれるのかを確認しましょう。
  • 現場確認をしてもらうこと
    どのようなビジネスフォン・電話工事を行うかはそれぞれのオフィスで異なるため、建物や床、壁といった見積もり前の現場確認が必要不可欠です。この現場確認を怠って見積料金を出している場合は要注意です。

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